詠唱劇りすか
新本格魔法少女りすかが再始動しているという事実だけで
とにかく嬉しい訳ですが
完結を記念して声優さん方による朗読劇というさらに嬉しい企画が
始まりました
りすかの一巻分を毎週違う声優でリレー朗読
第一話「やさしい魔法はつかえない。」
act.1~3までが先日無事終了しました
それぞれキャストは
というとても豪華なメンバーでした
といっても私高橋さんだけ知らなかったんですが
コンビが再びタッグを組みました
どんなりすかとキズタカになるのかわくわくの幕開けでした
朗読劇って初めて観ましたけど声優さんの演技がすばらしかったです
「あーお芝居だー演劇だー」ってまんまの感想を思いながら観てました
正直一巻をまるまる朗読するとかなり大変だし時間かかるだろうから
ある程度はカットするのかなと思ってたんですが
おそらくこれ一字一句変えたりせず全部朗読してくれてますよね
西尾維新先生の文章全部読んでくれて感激しました
その代わりキズタカ役の声優さんの仕事量半端じゃないです
一時間ずっとしゃべりっぱなしです
梶さんも人前で連続してしゃべり続けるのが過去最長と言ってたくらいです
そして問題のりすか語をどんな風に表現するのかも楽しみでした
文字でみると文法とかめちゃくちゃでも意味が入ってきやすいですが
音で聴くとまあわかりにくい、イントネーションもずらしていてこだわりを感じました
鳥海さんが一人二役演じたのも驚きでしたね
高峰幸太郎も鳥海さんがやるとは思いませんでした
迫真の演技でした、キズタカのような淡泊な少年より
演じやすいんだろうなーとは思いましたが
act.3ではいよいよ大人りすかの登場です
というかほぼ大人バージョンです
高橋さんの大人りすかも実にかっこよかった
演技しててさぞ楽しい役なんだろうなというのが観てて伝わりました
こちらもほとんど一人二役みたいなものですね
声優さんてすごいですね、りすかといえば特徴的な呪文詠唱シーンがあるのですが
あの長くて読みづらくてわかりにくい呪文も
すらすら詠唱してしまうのがかっこよかったです
個人的のお気に入りはそれぞれ釘宮さんのりすかと梶さんのキズタカでしょうか
釘宮さんのりすかが本当にかわいくてかわいくて
子供りすかとしての出番も一番多かったのもあるかもしれません
梶さんのキズタカですがキズタカのあの淡泊な感じにぴったりで好きですねー
本当はコロナなんてなければちゃんとお客さん入れて開催していたんでしょうか
ちょっと生でもみたいなという気分にもなりました
17年も前の作品をこうして声優さんが音にして届けてくれる幸せに
感謝しかないです
りすかが日の目を浴びる時がきて本当によかった
完結する世界線がちゃんとあったんだと思うと胸がいっぱいです
毎週という割に初っ端二週間あいてましたが
今後もまだ二話三話とあるはずなので楽しみにしています
二話と三話だとりすかとキズタカのほかにも登場人物でてきそうですけど
その変どうすんでしょうね?そこも含めて楽しみです
そして12月にはついに「新本格魔法少女りすか4」発売です
17年の時を経てついに完結